2007/4/26 ぽれーる通信 No.15 マルケサス諸島より

赤道通過、南半球へ(2007/4/9) こんにちは、皆さん、お元気ですか。

 私は、今、マルケサス諸島を巡っています。3月21日にメキシコ・ジワタネホを出港し、4月15日にマルケサス諸島のヌクヒバ島に到着しました。途中、いろいろトラブルが発生して少し遅れましたが、赤道を越え、南太平洋の美しい島と海に感激しています。

マルケサス・ヒバオア島アトゥオナのゴーギャンの墓で  Microsoft (R) Encartaより「南太平洋にあるフランス領ポリネシアの島群。マルキーズ諸島、英語ではマルケサス諸島Marquesas Islands。丘陵性で肥沃(ひよく)な10余りの火山島からなり、パンノキ、ココヤシ、タバコが栽培されている。最大のヒバオア島には、晩年をこの島でくらしたフランスの画家ゴーギャンの墓がある。先住民はポリネシア人で、16世紀にスペイン人が到来し、1842年、フランスに併合された。総面積1274km²。人口は7538人。」
マルケサス・ファツヒバの美しいアンカリング地
 マルケサスではヨットは全て沖合のアンカリングです。すばらしいビーチがたくさんあります。私は釣りはしませんが、他のヨッティーは大きなツナやシーラを釣って、私にも大きな切れ身をくれ、食べきれないほどの刺身三昧です。世界から来ているヨッティーは皆さん、生のままの刺身が好きです。ぽれーるは日本の国旗を掲げているため、皆さんワサビを持っていないかと尋ねて来ます。私が日本から持ってきたワサビと醤油が好評です。

ヘアーカットをしてくれたフランス娘のニコラスと
マルケサス・ヒバオア島一緒に上陸
お茶目で泳ぎの得意ななキャシー  今は、ヒバオア島の近くのタフアツ島(南緯10度00分、西経139度05分)でアンカリングしていますが、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリス、オーストラリア、ニュージランド、オランダのヨットが停泊しており、夕方にはどこかの船でパティーが始まり、みんなが集まってきます。 一人一人自己紹介と自分のクルージング・ストーリーを話していきます。 昨日は、フランスから来ている若い女性インテリア・デザイナーのニコラスが、ビキニのグッドプロポーション姿でヘアーカットしてくれました。なかなかの腕前です。イギリスから来ているお茶目なキャシーは4才ですが、水泳が得意です。 ぽれーるは世界を回る予定と言うと、皆さん近くに来たときは必ず自分のホームポートに寄るように言ってくれます。たまたま、行き先が同じ場合は、船団を組んで無線交信しながらクルージングします。

 マルケサス諸島には5月の初めまで滞在し、珊瑚礁が点在するツアモツ経由でタヒチに向かう予定です。

ぽれーる船長  関